わたしがアリスだった日 第3章《浪人のアリス》

といっても、しがない国立理系浪人の女です

沸騰するアタマ

ともだちの家までカテキョに

ああねむいもうおねむの時間

今日はセンター数学ガツガツ解いた、マーク模試めちゃくちゃこわいなあ…

すきな人から連絡がなくなって、もうすぐあなたの誕生日だというのに

あと、いつからスキな人になったかしら?少し思い込もうとしている節もなくはない。スキよ、スキだけど、彼に対してはもっと壮大なスキであるはずだから

でも今ぎゅっとしてもらいたいのは他でもない彼で、

九州なんか行くなよ

って、真剣に言ってほしい

全然真剣に言ってもらえるような間柄じゃないのに、私はそれが欲しくて欲しくてしかたがない

あなたがその一言さえくれれば!わたしはなんにでもなろうというのに!

わたしはあなたと一緒にはなれないの?もうそれ以外の想像ができないの!

どんなに、苦しくて苦しくて泣くほど人を好きになっても、最後にはあなたの隣にいるのだと、それ以外は考えられない。

何が悪かったのか、わたしはあなたのわたしと違った?この5年の間のメールはなんだったのか、無駄だなんて言わないけど、

最後にはずっととなりにいたい